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Posted by ミリタリーブログ  at 

事業計画書を書こう②

仕事がら「企画書」という物をよく書くのでなんとなくこんなことが言えればいいなぁ、とメモしていく。

そして「事業計画書の書き方・作り方~立案手順から利益予測まで~」という本を買い
ネットでそれ関係のサイトを見ながら研究。

しかし、どこにも「サバイバルゲームフィールドの事業計画書」という例はなく、
何に一番近いのか?
探りながら。

ただ、探っているうちに、面倒くさくなり、要するにこれを読んだ人が、
「面白い、うん、これ儲かるね」と思えればいいんだろ、と思い一から書くことに。

つーわけで、「サバイバルゲームとは・・・」という説明から。

そして、この業界は伸びているんだ・・・という裏付けをしたく、
東京マルイの業績を調べたらこんなデータが。

業 績
決算期 売上高(百万円) 利益金(千円) 自己資本 決算書 申告所得(千円)
2009年 4月 6,100 無
2008年 4月 6,100 1,160,000 無
2007年 4月 6,090 1,170,000 無
2006年 4月 6,070 1,160,000 無
2005年 4月 6,050 1,150,000 無 1,793,532
2004年 4月 6,041 1,186,852 78 % 有 1,840,142
最新法人申告決算年月 2005年 4月 最新法人申告所得額(千円) 1,793,532

業種別売上高
ランキング 対象業種 39301  娯楽用具・玩具製造 全 国 354社中 6位
対象金額 6,100百万円 都道府県 93社中 2位

取引銀行 みずほ(千住)、三菱東京UFJ(亀有)、東日本(千住)
仕入先 旭化成、マブチモーター、相模マイクロ、三陽工業、協同紙商事
得意先 ブンカ、ダイモ、冨士模型、共栄通商、オカヤス
系 列

これってすごいよなぁ。
戦後最大の不景気に、全く売り上げが変わっていない。

東京マルイって言えば、トイガンの他に鉄道模型もあるけど、この売り上げの内訳ってどーなってんだろ。

個人的な体感で言えば、トイガン業界は盛り上がってると思うし、サバゲー人口も増えていると思うし。

しかし、どこを見てもサバイバルゲーム人口というデータが出てこない。
誰かとってないのかな?

そしてサバイバルゲーム協会とか組合とかがオフィシャルに存在しないのも問題だよなぁ。
本気でこの業界を盛り上げるなら、そういった協会は必要不可欠だろうし。
こんなもん、行政書士に頼めば数万で作れちゃうから、作ってみようかな。
自分で作って、勝手にやるのはいいけど、俺、この世界で何の実績もないから誰も言うこと聞いてくれないだろうけど。
雑誌で連載してるあのゲリラの人とか、こういうことやればいいのになぁ

協会に加盟するメリットを作って行けば、みんあ入らざるを得ないだろうし。
母体がしっかりすればするほど、市民権を得やすいはずなんだよな。

ボヤっとしたビジョンで申し訳ないけど。
誰か本気の熱意がある人とアイディアマンがいれば、盛り上がるはずなんだよな。

と、まだ人任せ。

ただ、俺が自分なりにリサーチして分かったことは、

平気で消防法にひっかかるインドアフィールドを営業していたり、
役所にはキャンプ場で登録して、実はサバイバルゲーム場だったり、
そもそも何の届けも出さずに営業してたり、
山林なのに、屋根のある建物作っちゃって、行政指導食らってたり・・・

そんなところがゴロゴロあったりして。
そら、市民権得れないわっつー感覚なんすよね。

やるなら、きちんとやりたいなぁ、と現状は志高く。

しかし、利益だけを考えるとそれほどオイシイ仕事じゃないかもな。

例えば、土日で200人来たとして。
かける4で800人。

800人から3000円取って240万円。
家賃が25万、光熱費、警備費用に、設備投資もろもろ。

そして何より人件費。
社員は何人必要なのか?
2人だな。
1人25万で50万。
週末の定例はバイト数人雇って補強するとして。

マックス頑張ってこんな売り上げか。

定例に何人呼べるか?
と平日にどれだけ入れられるか?が勝負なんだろう。

じゃあ平日、人を呼ぶためにはどうすりゃいいんだ?
その答えが必要。

以前、取材したインドアフィールドでは、定例会で100人呼べなきゃ商売にならない
と言っていたが、確かにそうだなぁ。
インドアフィールドで100人は出来ないもんなぁ

今後の展望としては夢ばかりが広がる。

VS 元デルタフォース とか
VS 元スペツナズ とか

知り合いのコーディネーターいわく「どんなのでもよければすぐ集められると思いますけど(アメリカ不景気だし)」と言われたが、
アゴ足枕ついて、一人頭いくら出せば来てくれるんだろう。

でも、ちょっと面白そうだよなぁ。
この感覚、大事だよなぁ。

ただ、僕としてはサバイバルゲームをK-1にするというのが第一歩だと思うんすよね。

K-1も、最初「格闘オリンピック」っつー空手のイベントだったんすけど、
それが「K-1」っていう名前に変えて、野蛮な殴り合いを、きっちり新スポーツに昇華させたあたり、流石ですよね。

あの当時、キックボクシングとか空手の興業って、スポンサーが土建屋とか聞いたことない金融屋とかで、あしたのジョーの延長線にあったけど、
最前列には芸能人がいて、日本人選手が活躍して、興業演出にこだわって、
もっともっと地下地道な地下活動はあったんだろうけど、地上波で放送されるほどのメジャースポーツに昇格しているんだから、流石だよなぁ。

ヒット判定が曖昧なサバイバルゲームで、このあたりのファジーなルールをどうするか、は問題だけど、例えばゴルフ的な紳士のスポーツとしてとらえれば解決するのかなぁ。

僕は、よくサバイバルゲームを人に説明する時、ゴルフに例えるんすけど、
共通点は多いと思うんすよね。

■日常にはない、広大な敷地でやる解放感。
■自分のこだわりが出る道具&ウェア。
■自己申告の紳士的感覚

そしてゴルフよりも素晴らしい最大のメリットは
練習がいらない・・・という点だと思います。

別に練習する人がいてもいいけど。

練習してなくても、それなりに自分のペースで出来るし、緊張感はあるし。
道具には金かかるし。

これ、軍事オタクだけの物にしておくのはもったいない。

サバイバルゲームをちょっと小金持った大人の道楽に。
そんなテーマで進んで行けたら。

と、事業計画書を書いてみると、冷静に現状が見られて良い。

結局、夢ばかり先走ってしまい、大した物は出来上がらなかったけど。


  


2009年11月24日 Posted by オオイチャンネル  at 03:56Comments(18)

事業計画書を書こう

サバイバルゲームフィールドを営業するならば、やはり法人化したい。

と言うわけで税理士に聞いてみた。

会社にするのは簡単だけど、資本金をいくらにするかが問題。

営業するためにいくらかかるのか。
おそらく2000万ぐらいかなと読む。

で、予定だと金融公庫とか中小企業支援金とか、借金して始めようと思ってたんすよ。

一円から株式会社が作れる時代だというのを知ってたので、全然借金して始めようと思ったんすけど。

で、そんな話を税理士に告げると『そりゃ無理だよ』だって。
そりゃそうだ。
資本金一円しかない奴にどこのお人好しが2000万円も貸すんだっつーの。

資本金1000万だったら1000万借りられるだろうっつー話でした。

そんな訳で金をかき集めていつでも法人化出来るようにスタンバイ。

そして、金を借りるには『事業計画書』がいるだろうということで書き始める。
  


2009年11月22日 Posted by オオイチャンネル  at 04:21Comments(2)

ステップ1 フィールドを探す⑨

「鼻で笑われました」

不動産屋からはそんな答えでした。

1000万で鼻で笑われるとは。
それほど価値ある物件とは思えないけど。

でも1000万じゃお話にならないぐらい安すぎたんだろう。

しかし、断られてから考える。


こんなモン、買っていいのか?


以前相談したフィールドの社長曰く「止める時のこと考えな」だった。

1000万で買って、設備投資で1000万~1500万。
ここだけで2500万。

で、止める時には、売るために更地にしなければならない。
3階建ての巨大ビルを壊して更地にするとなると数千万かかる。

だとしたら、買うよりも賃貸にした方がはるかにアンパイじゃないか。
止めたい時に止められる・・・これが大事だと思う。

壊すのに数千万円かかるんじゃ、止めるに止められない!

あり?
これは結果、助かったんじゃないのか?


つーわけで、シフトチェンジ!

「賃貸でお願いしたい!」と不動産屋に伝えると・・・
「で、いくら?」との答え。

またまたこちらに値段をつけさせる。

5500坪。
軽くリサーチしたところ、この辺りの相場が坪50円~100円らしい。

坪50円だとして275000円。
切りがいいところで25万円でどうでしょう。

ちなみに、千葉の某都市型サバイバルゲームフィールドの家賃は三十万円と聞いた。
つまり、家賃30万円でもあがりが出るということだろう。

そんなわけで25万。

すると・・・これがOK!

「是非貸したい」とのこと。

なぜ賃貸だとあっさりOKなのか?
何か手放せない理由でもあるのか?
抵当を調べても問題なさそうだけど。

ん~~まだまだ信用できないけど、とにかく大家がOKしてくれたことは大きな一歩。
こちらがサバイバルゲームフィールドをオープンしたい、という想いも理解してくれている。

あとは、もう一度、現場を見に行き、電気・水道・トイレや受付の設備。
そして、建物の中のスプリンクラーはどうするのか?
地域住民への挨拶はいつすればいいのか?
そもそもこのビルの耐久性は大丈夫なのか?
役所の営業許可はどう取るのか?

一歩前に進むと、気になる疑問が山ほど出てくる。

つーわけで、設備業者を連れて現場をもう一度見てみよう。

もう少し続く・・・。

  


2009年11月18日 Posted by オオイチャンネル  at 22:31Comments(3)

ステップ1 フィールドを探す⑧

数日後、土地に関する資料が一式送られてくる。

そして不動産屋から連絡が。

「いくらで買うか、そちらから提示してください、と言ってます!」

だって。
希望とかないの???
俺が決めるの???

送られてきた資料によると、敷地面積5500坪。
建物内は延床面積2000㎡以上というかなり使い甲斐がある物件。

ちなみに建物は、昔建っていた建物の内装を壊し、リニューアル途中で
コンクリート打ちっぱなしの状態。
(なおさら雰囲気よし)

これに値段をつけろと言われても・・・想像出来ない。

いくらが相場なのか?

つーか、ちょっと待て。
果たしてここでオープン出来るのか?

地目一覧を見ると・・・メインとなる土地は宅地として登録されているが、
畑となっている個所が少しある。
ここは、駐車場として使用することが出来るのか?
農地転用は可能なのか?

そもそもこの建物は、サバイバルゲームフィールドとして使用可能なのか?

出来る限りの人脈を駆使して、事前リサーチ。

その結果、分かったこと。

■この建物自体に、資産価値はない・・・とのこと。
■この建物を商業施設として使用する場合、スプリンクラーの設置が必要。
■その費用・・・ざっと見積もって500万だって。
■農地転用は出来るのか?

「この土地で、サバイバルゲームフィールドが営業出来るとして・・・」
という条件のもと、1000万円で提示。

資料によるとここ10年ほったらかされているようだし。
固定資産税を払ってばかりで使い道がない物件だったらそれぐらいで手放すんじゃないか?との読み。

まぁ、この辺は交渉の入り口としての提示金。

しかも、初期投資に少なくとも500万円(スプリンクラー設置費用)はかかるし。

ん~~~まぁとりあえず、投げてみる。

一体どんなリアクションなんだろう。

続く・・・

  


2009年11月16日 Posted by オオイチャンネル  at 23:46Comments(3)

ステップ1 フィールドを探す⑦

色々と廃虚を探し、写真で見る限りではナンバー1の物件。
原っぱに囲まれ、中に3階建ての建物が建っている。

廃虚らしい、良い具合の朽ち果てた感がなおさら良い雰囲気。

コールオブデューティーでこんな建物出て来るよなぁ・・・という感じ。

手に入れた住所は
郡と町までは分かっているものの、最後が「○○付近」という終わり方になっている。

分かっている住所までナビに入れて、出発。

東北道加須インター下車。
そこから40分ほど下道を進んだところにある廃虚。

インターから遠いのが気になるが、
まぁ、都内から80分ほどで着くのであれば許せる範囲かなぁ、と。

しかし、ナビに案内されるがままに進んで行くが、なかなか見つからない。
廃虚サイトにある書き込みを丁寧に読み返し、行ったり来たりしながらどうにか発見!

そうそう、こんな感じ。

で、どうしたらいいんだっけ?

持ち主の許可を得るべきだな、と思い、看板に書かれている管理会社に電話してみるが
どちらも繋がらない。

最低限の努力はした!
と、胸を張っていざ、敷地内へ。

しかし、この廃虚というところに生まれて初めて来たのだが・・・
いざ、入るとなると緊張する。

うへぇ、お化けとかは防ぎようもないし、どーでもいいけど、変な人がいたら超怖いよ!
あと、死体。

変なモン見つけませんように・・・と祈りながら進んで行く。

建物外部をグルリと一周しつつ、ベタに「すいません、誰かいませんか?」と声をかけて
入って行く。

内部の壁はスプレーにセンスの無い落書きがされていたり、粗大ごみが落ちていたり。

その一部屋。
何か白い物が落ちてるなぁ・・・と思ったらティッシュ。
これ、もしかして・・・野グソの後じゃねぇか!(正確には“野”ではないが)

つーことは誰か住んでるのか????

他の部屋を巡って行くと、酒瓶が転がり、ちょっとした日用品が揃えられた部屋が。

あらら。
こりゃ、誰か住んでるのか?もしくは住んでたのか?

1階から3階、そして屋上までザックリと見て、現場を後にする。

はっきりいって、敷地面積、そして建物のキャパ的にも申し分ない。
ここでやりたい!と切実に思う。

2階とか3階とかから撃ちおろしたい!
フィールドとしてかなり高いポテンシャルを感じる!
ゲームの幅が圧倒的に広がる!

テンション上がってそのまま、役場へ。
登記謄本を見て、現在の所有者を確認。

すると、先ほど連絡した会社と同じ。
あり?
じゃあ何で繋がらないんだ???

「この持ち主の会社を調べてちょーだい」とリサーチャーに流し、不動産屋へ。
その廃虚物件については当然把握しており「よく買いたいという方が来られるのですが、相手の連絡先がつかめなくて・・・」との答え。

「あそこで何やるんですか?」と聞かれ、どー答えたらいいのか一瞬ためらうものの、
隠してたって後々説明しなければならないんだから、正直に答える。

「なるほど・・・」と微妙な顔。

やっぱりよく分からないよな。

リサーチャーから「事業部直通電話番号を手に入れました」と報告を受け、
不動産屋へパス。

一体、いくらの値がつけられるのか?

不動産屋が間に入って交渉します・・・とのことだったので、一旦お任せすることに。

うわ~~~、ここいいなぁ。

走り出した欲求が止まらなくなってきた。

続く・・・  


2009年11月11日 Posted by オオイチャンネル  at 22:17Comments(2)

ステップ1 フィールドを探す⑥

引き続き競売物件を探すものの、なかなかいい物件に巡り合えない。
紹介された物件も充てにならないし。

どーしたもんか?と考えていると、思いついたのが廃虚。

廃虚だったら、イメージ通りの物件があるんじゃないか?

そう考え、とりあえずネットで廃虚サイトを巡る。

完全に違法なんだろうけど、廃虚探訪マニアの方がきっちり室内の写真まで撮ってきて、レポートしてくれるからありがたい。
中にはご丁寧に見取り図まであったりする。

見ているうちに、廃虚って心霊スポットになってる場合が多くて、
いちいちエピソードが嫌になる。

葬式の途中のまま廃虚になってる屋敷とか何なんだよ!
うっかり読んじゃったじゃねぇかよ!
怖いよバカ!

しかし、この廃虚つーもんは、
栃木県某所とか埼玉県○○病院とか 住所が特定できるものがほとんどない。
写真といくつかの廃虚サイトを巡って情報を集め、何とか分かる物もあるが。

「このモザイクなんて書いてある??」とか「この看板、拡大すると・・・」とか探偵みたいな作業。

自力で見つけ、グーグルアースで場所を確認。
この作業を繰り返す。

どーしても分からない物に関しては、知り合いのリサーチャーに投げた。

※リサーチャーとはテレビ番組などの、まさにリサーチ(調べ物)をする人。

すると、どこでどう調べたのか分からないけど、きっちり住所を明記して送り返して来る。このあたり、さすがプロ。
そしていくつか候補をしぼる。

しかし、廃虚物件っていうのは、見れば見るほど、魅力的。
こんなところで、サバゲー出来たら楽しいだろうな。

ラブホテルが2軒並んで廃虚になっている物件。
ラブホテルらしくケバケバしい外観だが、どちらもヨーロピアン調なのがそそる。ヨーロッパの市街戦を再現出来そうな空間に胸撃ち抜かれるが、足利の山奥にあることが判明。
これはさすがに遠すぎる。

廃虚物件の中には、BB弾が転がり、サバゲーをやった跡がある・・・というレポートも多数あるが、つまりはこんなところを求めているという裏付けではないか?

誰も、管理人の恐怖に脅え、トイレも何にもないところでやりたくないはずである。

かつて、通称「佐野ヘルスセンター」という廃虚物件があり、そこの持ち主が話の分かる人で、サバゲー場としても貸し出していたそうだが、
行った人によると、トイレも何もなく、場所としては面白いけど、辛かったという話を聞いた。

ちなみに現在は更地になっている。

求められているに違いない!と勝手に確信。

こんな話をしていると、どっかの社長をやっているという実業家から、
不景気の今だからこそやるべきだ!と後押しされる。

景気が良くなれば大手が参入するかもしれない。
そうなると個人でやってる人間には追い付かない規模の物をオープンされてしまう!

そうなる前にやるんだ!!!
今だ!やれ!!
絶対イケる!

だって。

だったらお前がやれよ!と言いたくなるほど無責任な話だが、一応心に受けとめておく。
たしかに、資金面で圧倒的有利な企業が参入してきたら、個人でやってる人間は追い付けない。

つーか、そもそも、こんな産業に大手は来るのか?
やる前から疑問だらけ!

そして、廃虚物件に関していくつか注意を貰った。

■まず廃虚である以上、何か理由があるはずだ・・・ということ。
 この理由がはっきりするまで契約はしないこと。
■そもそも色んな人の手に渡って廃虚になっている経緯があるので、
 持ち主をスッと調べられないかもしれない。
■借金のカタに差し押さえられている場合があるので、簡単には買えないかも。
■サバイバルゲームフィールドという物を嫌がるオーナーもいるかも。
などなど。

まぁ、後ろ向きなことばかり考えていても仕方がないので、一番気になる物件に足を運んでみることに。

栃木県の田舎にある物件。

再び後輩を連れて、なんとなくの住所を手に、平日のある日に行ってみた。

続く・・・。

つーか、ステップ1はいつまで続くんだ!?
  


2009年11月10日 Posted by オオイチャンネル  at 04:17Comments(5)

ステップ1 フィールドを探す⑤

日曜日、後輩を一人誘い、ナビに住所を入れ、世田谷を出発。

山手通り「中野長者橋」入り口から首都高速に乗り、
渋滞に巻き込まれることなく、東北自動車道「佐野藤岡インタ―」で下りる。

ナビによると、佐野インターから5分ほどの好立地。

インターから近ければ近いほどいいに決まってる。

で、ナビに誘導されるがまま進んで行き

「目的地周辺です」の音声案内が。

あのーーー。

どー見てもフツーの民家なんすけど。
マジでここ?
いや、だってホント、フツーの民家。

電話して聞いてみる。

「あのー。今着いたんすけど、どっからどーみてもフツーの民家なんすけど」
「マジで?民家っつっても廃虚とかじゃなくて?」
「廃虚っつーか、完全に犬飼ってるし、庭に水撒いてるババァもいるし」
「あ、そう?え、一応聞いてみたら?」

聞いてみる?
誰に何を聞くのよ。

この水を撒いてるババァに「あの~ここって廃虚っすか?」って聞くの?
このババァが住人じゃなかったら誰なのよ。
競売物件に住み続けるタフな住人?

それにしてはノホホンとしすぎている光景。

ほら、チラチラ見てる。
不審者だと思われてるよ!

「ちょっと調べてみるわ」

と電話を切られてしばし待機。
せっかくなので名物の佐野ラーメンでもいただく。

で、折り返し。

「ごめん、住所間違えてたわ!」

でしょうね。

「で、本当の住所がコレなんだけど、どうも右翼が管理してる物件らしいから
近づかない方がいいかもだって!任せるけど!」

変なとこ、任せんじゃねぇよ!
ぜってー行かねぇよ!!

つーか、せっかくの日曜日、俺は何しに佐野くんだりまで来たんだよぉおおおおお!!
で、この横にいる後輩に俺は何て説明したらいいのよ。
上がってたここ数日間のテンション返せよぉおおおおおお!!!

はい、つーわけで、そそくさと帰宅。
次の一手を考える。

なかなか上手くいかないもんです。

(まだまだ)続く・・・

画像は、特に感想もない佐野ラーメン。

  


2009年11月08日 Posted by オオイチャンネル  at 23:02Comments(4)

ステップ1 フィールドを探す④

BITでの検索で、地域を広げて検索していくものの、なかなかいい物件が見つからない。

1つ千葉で工場跡地というものを見つけた。

まずまずの広さ、そして工場跡地というキャッチ―さ。
建物の中も、ハシゴで二階に上れて、何に使うんだか分からない複雑な工場設備も残っていたりして、うん、なんか良い感じ。

ん~~~でもなぁ。
千葉かぁ。
千葉なんだよなぁ。

これで勝負出来るのか?
そしてそこそこの値段。

ぬ~ん・・・悩む悩む悩む。

一度、現場を見に行くべきだな・・・と思いつつすっかりオサボリかまし一ヶ月ほどほったらかし。

使えるモノは全部使おう!
が人生の鉄則。

つーわけでビジネスのことはビジネスマンに相談しようっつーことで、
知り合いの偉い人に相談。

「OK!ちょっと持ち帰るわ」

と帰って行って、その2日後にこんなメールが。

「これから佐野のドンに会って相談してきます」

だって。

ん?ん?ん?佐野のドン?


ドンってなぁに?

名刺の肩書、何て書いてあんの?

「佐野(栃木県)を仕切っている人らしいんだけど、フィールドに出来そうな土地が無いか相談してくる」とのこと。

んなわけで連絡を待つことに。

翌日、栃木県のとある住所が送られてきた。

何じゃこれ?

グーグルアースで確認してみるものの、良くわからない。

何でも
「その土地、空いてるらしいよ」
「その場で市議会議員に連絡してたけど、市の持ち物じゃないって」
「で、持ち主はこの会社だって」

と見知らぬ土地と見知らぬ会社の住所だけ教えられる。

何だこのトントン拍子。
出来る人間っつーのは、ここまで話が早いのか。
佐野のドンと市議議員まで投入して見つけた土地。

早速、次の日曜日に、現場を見に行くことに・・・。

続く・・・。

画像が何にもなかったので、ドンつながりで静かなるドン。
それだけ。


  


2009年11月06日 Posted by オオイチャンネル  at 19:36Comments(0)フィールド経営への道

ステップ1 フィールドを探す③

場所をどこにするか?

現在、フィールドの聖地と言えば千葉。
大小様々なフィールドが11箇所もある。(オオイチャンネル調べ)

なぜ千葉に多いのか?

■やはり東京からの行きやすさ。
■神奈川や埼玉だと、フィールドを開くぐらいの広さの土地を確保しようと思うと、地主が何人にもまたがっており、全員を説得するのはなかなか面倒くさいらしい。
■さらに山が少ないので、広大な敷地を平地で確保出来るとか。
■条例が緩い(←これに関しては真偽のほどは分からないですが)

諸説あるが、どの道、世界でも類を見ないほどのフィールド激戦区。
千葉でやるとなったらかなりの気合いが必要。
まぁ、どこでやるにせよ気合いは必要だが。

やはり東京からの交通の便は大事。
目をつけたのが北関東。

東北道沿いの土地。

何かあるとすぐに混む関越に比べ、週末だろうがそこそこ空いている東北道。

さらに、首都高が「中野長者橋」まで伸びており、これまでの環状線をグルッと回らずとも東北道への乗り入れが出来るようになっている。

現在「富ヶ谷」付近の首都高工事は、日本のサクラダファミリアと呼ばれるほどゴールが見えない工事となっていますが、きっといつかは現在建設中の「池尻大橋ジャンクション」まで繋がるはず。

都内からの乗り入れはますます楽になるはずである。

というわけで東北道沿いで土地探しを決定。

早速、BITで北関東近辺の土地を探すが・・・・。

これがなかなか思うような物件が見つからない。

土地だけの物件はあるのだが、やっぱり建物が欲しい・・・。
建物付きの物件もあるが、すぐ隣が民家だったり、敷地が狭かったりで、
とてもアウトドア&インドアフィールドとしては機能しない。

ちなみに・・・

「地目」が「山林」として登記されてある土地に関しては、その土地に屋根のある建造物を建てることは出来ないらしい。
※サバイバルゲームフィールドの受付や更衣室がトレーラーハウスだったり
コンテナハウスだったりするのは、それが建造物なのかどうかグレーゾーンだから
らしい。

まぁ、例え建てられたとしても一体いくらかかるんだ!?というほど金がかかりそう。

工場跡地とか、いいんだけど・・・。

やはりみんなつい先日まで生活してたような場所だから、野っ原にポツンと建っているようなもんなんて無いんすよね。

ちなみに、何にもない倉庫的な場所を買ったとして・・
インドアフィールドとして機能出来るように内装をしたとするといくらかかると思います?

1500万はかかるんですって。
まぁ、その規模やディティールにもよるんでしょうけど。

こんな資材みたいな枠組みで、カキワリみたいなべニアが貼ってあるだけのモン、何が高いねん!と思いきや、どっこい、そこそこするらしい。

ちなみに、僕が相談したフィールドの方曰く「インドアは絶対に止めた方がいい!」
とのこと。

フィールド設備に金がかかるのに加えて
室内なので消防法などの制約もあり、スプリンクラーの設置などの問題も出てくる。

さらに・・・
定例会をして100人規模を捌けないと、なかなか元が取れないというのです。

なるほどな・・・ですよね。

せっかく金かけてオープンして、人気フィールドにしても、人数を呼べないんじゃ意味ないすよね。

話はだいぶ逸れましたが・・・

様々な地域の競売物件をくまなく探すものの、お目当ての物件が見つからない。

新たな競売物件が出るまで待たなければならないのか???

「BIT」といううっすらとした光が見えたものの、再び暗雲がたちこめ、暗くなり始めた。

こりゃ、どーしたもんだろう・・・。

続く・・・。
  


2009年11月05日 Posted by オオイチャンネル  at 00:42Comments(2)フィールド経営への道

ステップ1 フィールドを探す②

サバイバルフィールドをどう探すのか?

フィールドの方が僕に教えてくれたのは「不動産競売物件情報サイト」
~Broadcast Information of Tri-set system~

通称「BIT」
http://bit.sikkou.jp/


裁判所が管理する競売物件の売り出し情報を閲覧できるサイト。

フィールドを開きたい土地・地域を管轄している裁判所を選び、
もろもろ条件を入れて検索。

見てみると・・・確かに安い。
とは言っても土地や家屋なのでそこそこはするけど。

ここで改めて自分のビジョンを整理してみる。

Q:どんなフィールドを開きたいのか?

ビレッジ1みたいな圧倒的広さで、あの立体的な構造はかなり魅力。
シールズみたいな洗練された雰囲気と、遮蔽物のクォリティーの高さも魅力。
バトルシティみたいなしっかりとしたコンセプトと、フィールド構成も魅力。

さらにインドアはインドアで、独特の良さがあるんだよなぁ・・・・。

素敵なフィールドは山ほどある。
で、ボンヤリとイメージしてみると

A:アウトドアなんだけど、そこに建物もあって・・・
  出来れば2階以上で。
  森的な要素というよりも市街戦イメージ。

アウトドアの中に建物がある・・・これが大事。

砦的な建造物があるフィールドはいくつかあるけど、しっかりとした建物がある物件は無いので。

やはり、新規でオープンするためには、他にはないウリが無ければならないし。

ビジョンをボンヤリと固めて・・・あとは場所。

一体どこでやるのか?

これが大事なのだと思う。

続く・・・。
  


2009年11月04日 Posted by オオイチャンネル  at 21:55Comments(0)フィールド経営への道

ステップ1 フィールドを探す①

フィールドを経営する上で、必要な物は一体何なのか?

考えてみると第1に出てくるのは土地。

土地がなければフィールドは出来ない。

そしてこの土地は一体どこから探してくるのか?

考えられることは、ここら辺で開きたいと思う土地へ出向き、地元の不動産屋に聞いてみるか?ということぐらいだった。

ただ、あるかないかも分からないのに、適当に行って適当に不動産屋に飛び込んで「こんな土地ありませんか?」
と聞くことが、非効率な感じがして、なかなか実行に移せない。

どうしたものか????

ネットの不動産情報を調べてみても、サバイバルゲームが出来そうな物件はなかなか出てこない。

すぐ隣が民家だったり、土地が狭かったり。

いきなりの手詰まりで、あっという間に半年が過ぎて行った。

どーしたもんかなぁーーー・・・と特に解決策も見いだせぬままいたある日

「あんたがやりたいと思ってることなんて、他に100万人やりたいと思ってるんだよ!」

と、ヨメから尻を叩かれた。

ヨメの親は、商売人である。

その血がヨメにも流れているのだろうか。

成功者とその他の人間の違いは、思い立って行動に移すかどうか?だ・・・と何かで読んだような気がする。
いや、ウソウソ、そんな言葉無いのかもしれない。
今思い付いてカッコつけて書いただけかも。

その辺はどーでもいいや。

「フィールドのことはフィールドに聞けばいい」という大原則に立ち返り
とある日に、サバイバルゲームに行った際、フィールドの方に聞いてみることに。

すると・・・とんでもない物を教えて貰えたのです。
  


2009年11月03日 Posted by オオイチャンネル  at 02:09Comments(5)フィールド経営への道

スタート

このブログは、サバイバルゲーム好きな男がただ、好きなだけでフィールド経営を目指す日々を綴った記録です。

これまで、昨今のサバイバルゲームブーム(なのか?)の中、フィールド経営を目指す方は多くなると思います。


僕自身もその一人でしたが、参考になる情報が少なかったため、今後、フィールド経営を目指す方に少しでも参考になれば・・・と思い書き進めてまいります。

どんな結果となるかは分かりませんが、どっちにしろ破産するかオープンするかの二択です。

半年後、
笑いながら、春風を浴びながら受付の中で「本日の定例会に来場してくださった皆様へ」というご機嫌なブログを書けていることを願う。



  


2009年11月02日 Posted by オオイチャンネル  at 23:51Comments(0)

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32歳・既婚・子供2人。
サービス業。

とりあえずやってみる。

まずはそれから。